朝晩の寒いときは、上手く、体を温めて、睡眠はキチンとれていますか?
そんな時は、ホットワインで温まってみませんか?
本来であればなかなか手がかかるのですが、この方法なら、簡単に作ることができ、初心者にもおいしくいただけます。
もちろん、温活にもおすすめ!!
アルコールが苦手な方にも本当に飲みやすいホットワインをご紹介します。
ホットワインスパイスの種類や簡単レシピを紹介!
ワインを飲みなれていない人にもおいしく飲めるお手軽簡単ホットワイン。
以外に簡単でびっくりしますよ。
自身で工夫してかなり簡単に作ることができるものになりました。
スパイスもいい感じで簡単レシピで体ぽかぽか、気分ゆったり。
ホットワインの基礎知識なども合わせて、こうご期待!
ホットワインの効果は?
そもそもホットワインは文字通り「温めたワイン」のことですが、それだけではなく、ワインを温めるときにフルーツの風味やスパイスを加えて、温めることでその効能も一緒に飲んで、温まる飲み物を指します。
以前、真冬のハウステンボス内で販売されていたものを飲んで、「外国では、冬にこんなの飲みながら寒い冬をすごすのか」と感慨深く思いました。
海外ではクリスマス時期のマーケットなどで飲み歩きしたり、家庭では子どもが風邪をひいたときにお母さんが作ってくれる飲み物としてかなりポピュラーなもののようです。
(日本で言う「たまご酒」感覚かもですね。とはいえ私は飲んだことはありません。)
ホットワインを英語で説明するには?
実は「ホットワイン」という呼び方は和製英語(つまり英語に似た日本語)なんです。
だから外国では一切通じません。
ニュアンスとしては伝わるかもしれませんが、かなり恥ずかしい目に合うかもしれません。
呼び方は各言語で違っています。
- ドイツ語「グリューワイン(=温葡萄酒)」
- フランス語「ヴァン・ショー(=熱いワイン)」
- 英語「モルドワイン(=砂糖や香料を入れて温められたワイン)」
というらしいです。
まあ、カッコ内が日本語に直訳したものになるので納得ですね。
ホットワインのスパイスの種類は?
ホットワインで使う代表的なスパイスはわりにメジャーなものになります。
スーパーや食品の品ぞろえがいいドラックストアのスパイスコーナーで探せばすぐに手にはいりますよ。
せっかくなので効能も記載しますね。
スターアニス
星形の見た目で、欧米ではリースの飾りにも用いられるスパイスですが、薬効としての効能もかなり高く、東洋では、漢方薬や薬膳料理の材料に用いられます。
生薬※1としても認められていて、冷えが気になる体を温め、胃腸の調子を整えることで食欲不振を改善する効果があります。
こんなことからも、ホットワインに最適なスパイスですね。
※1 生薬 goo国語辞書より
植物・動物・鉱物などを、そのまま、または簡単な処理をして医薬品あるいは医薬原料に供するものを指す。
グローブ
シナモン
クスノキ科ニッケイ属の樹の皮を乾燥させたもので、「スティック」とそれを粉末にした「パウダー」があります。
世界最古といわれるスパイスであるシナモン。
歴史はとても古く紀元前4000年ごろにはエジプトに使われていたことがわかっています。
抗酸化作用はスパイスの中ではトップクラス、抗炎症作用のある成分が複数確認されています。
シンナムアルデヒドは含まれていることで血行改善効果があり、冷え性・健康維持にも効果があります。
フェンネル
地中海原産のセリ科の植物になります。
ハーブとして使用するのは、乾燥させた種子(=フェンネルシード)となります。
※葉や根は野菜として広く利用されいます。
漢方薬の世界では胃腸薬に使用され、食べすぎや胃もたれに効果があり、利尿作用や発汗作用による体の冷えの防止に有効です。
ホットワインのスパイスを手軽にゲットする方法は?
わざわざそれぞれのスパイスを購入するのはちょっとハードルが高いという人もいますよね。
全部そろえるのは意外と手間なんですよね。。。。
そんな場合は今から紹介するスパイスをおすすめしています。
ちょっと品ぞろえがいいスーパーであれば売っているので売り場をのぞいてみてくださいね。
五香粉
引用:S&B食品公式サイトより(https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/09225.html)
中国語で「ウーシャンフェン」とよばれますが、日本ではそのまま「ごこうふん」と呼びます。
私が知ったのは、NHKの台湾料理の特集番組でした。
中華料理では代表的なミックススパイスで、シナモン、グローブ、花椒(山椒)を基本として、スターアニス、フェンネル、ちんぴ(マンダリンオレンジの果皮を乾燥させたもの)のうち2種を
粉末にして、混ぜたものになります。
S&B食品から販売されているものは
- スターアニス(八角)
- シナモン
- 花椒
- クローブ
- ちんぴ
が含まれていて、ホットワインに使われる基本のスパイスが入っていることで、一振りするだけで、アジアンテイストなエキゾチックな香りを楽しみながらも、ホットワインの王道からも外れないものができます。
もちろん、普通に料理に使うこともできますので、台湾料理「魯肉飯(ルーローハン)」や鶏のから揚げの風味付けなど、中華料理や台湾料理のあの独特な風味を再現でき、なかなかに使えるスパイスミックです。
オールスパイス
引用:S&B食品公式サイトより(https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/09099.html)
名前からしてミックススパイスのように見えますが、実は単品のスパイスです。
名前の由来は、シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りと風味をあわせ持っているためなのです。
オールスパイスの効能は香りによる精神を安定させる効果、吐き気や悪寒・消化不良にも効果があるとされています。
肉料理や魚料理だけでなく、お菓子のアクセントにも使うことがあるので、用途の広いスパイスです。
ナツメグについては、先ほどの「ホットワインで使うスパイスは?」ではふれていませんでしたがナツメグもホットワインに入れると風味がよくなります。
私も単品で使っていたので、ご心配なく!
というわけで、シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りと風味をあわせ持つ、「オールスパイス」はホットワインに合うのです。
私としては、五香粉と並んでホットワインにおすすめのスパイスとなります。
スパイスセット
引用:Japan Greentea Co., Ltd(https://www.jp-greentea.co.jp/news/5621/)
ホットワインを作るときに、いろいろなものを一つ一つ準備するのはかなりの手間があり、ものによっては残ってしまうこともあります。
料理に使用するといっても、限界もありますので、ティーバックにホットワインに合うハーブやドライフルーツを詰め込んだものを使用するのもお手頃です。
ティーバックをお好みのワインに入れて温めるだけです。
今は、多くの種類があるので、カルディや成城石井、無印などの店舗や楽天・Amazonなどのネット通販などで調べるといろいろなものに出会えるのでお好みのものを探して下さい。
ホットワインの簡単レシピを紹介
やってきました作り方講座!!
分量は目分量、普段使ってスプーンでOKなので、お気軽に作ってみてください。
材料と分量
耐熱の大きめのマグカップを用意しましょう
・赤ワイン | 飲みたいと思っている分量の3分の2 |
・オレンジジュース | 飲みたいと思っている分量の3分の1 |
・砂糖やはちみつ | ティースプーンに擦り切れ1杯 |
・五香粉またはオールスパイス | ちょっと(一振りは多いかもしれないので注意) |
・レモン果汁 | 2,3滴 |
・しょうが | チューブしょうがを0.5cmぐらい |
赤ワインなど、ここで用意する材料はディスカントショップで安いものでOKです。
私はワインは400円以下、100%オレンジジュース(濃縮還元)は250mlパック49円です。
あとは、基本冷蔵庫に常備しているものです。
ただ、はちみつは純正のもの(加糖されていない)を使用してください。
作り方
材料をぜーんぶマグカップに入れて、電子レンジでチン!
温度設定があるものなら70度設定、飲み物ボタンがある場合はそれを使ってください。
時間設定されたい方は1分30秒設定で、吹きこぼれないか見ておいたほうが無難です。
これで完成。
アルコール度数はオレンジジュースが入っているので、本格的なものよりかなり低くなり、アルコールの風味を味わう感じです。
かす汁並みかな?とおもいます。
これでもアルコールがダメって方は赤ワインを100%のブドウジュースに変えてやってみれば、「なんちゃってホットワイン」になります。
これだと子供でもOK!(意味ないやん!!まあ、いいんですが)
まとめ
ホットワインのスパイスはこれでOK!おすすめの簡単レシピはいかがでしたか?
本家には敵わないかもしれませんが、この作り方だと誰でもおいしいものができます。
家にあるもので、残っても使いやすい材料なので、ロスが少なくなります。
アレンジは無数なのでいろいろと試してみてください。
これを飲んで、温かく安眠で、健康に過ごしましょう。
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